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インターネットの接続が遅い?!Windows10なら見直しておきたいWindows Update設定

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Windows10になってから、自宅のPCのネット接続がとても遅いと感じたことはありませんか?

インターネットに接続しているのにサイトの表示がやけに遅かったり「インターネットに接続できません」というような画面が表示されたりしていませんか?

私の自宅のPCもWindows10ですが、平日の深夜、土日に調べ物をするためにネットをよく使います。

恐らく、ほとんどの方が私と同じくらいの時間帯にネットを使っていると思います。でも、PCを起動して少し経つとネットに繋がりにくくなるんです。

 

ネットへの接続が不安定

通常、無線ルーターやモデムに問題がある場合は、Google Chromeなどのブラウザを起動してもGoogleやYahoo!などのページは表示されません。

ですが、今回は少し状況が違いました。

 

Googleの検索ページは表示されるのに検索結果ページやそれぞれのサイトが表示されない

Google Chromeを立ち上げると通常通りGoogleの検索ページが表示されますが、検索キーワードを入力して検索を開始すると…

2016-10-08 11_51_38-Program Manager

クルクル、クルクル…ロードがしばらく続いて…

2016-10-08 12_06_59-和風 デザイン - Google 検索
「インターネットに接続できません」

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偶然かと思い、別のサイトを見ようと試みますが、同じ状況になってしまいます。

確かにネットには接続できているのにサイトが見れない。ファイアウォールなどの設定も見直してみましたが特に問題なさそう。

PCやスマートフォン、タブレットなどで日頃から快適なインターネットライフを過ごしているので、このような状況になるとかなりストレスがたまります。

結局、調べ物を全て終わらせることができず、翌日に持ち越すことになってしまいました。

 

曜日や時間帯に関係なくネットへの接続が不安定

ちなみに休日も同じような状況です。

マンションなどの集合住宅で入居者が1つの回線を分け合って使用している場合、平日深夜や休日はネットを利用する人数が多くなるため、サイトの表示速度が遅くなったり、動画の読み込みが長くなることがあります。

私の入居しているマンションもマンション自体でプロバイダと契約していますが、私はマンションが契約しているプロバイダとは別のプロバイダと契約しているのであまり関係ないようです。

 

そんなこんなで1週間、この状況に耐えきれなくなり、プロバイダのサポートセンターへ問い合わせました。

 

Windows10から新しく導入された「更新プログラムの提供方法を選ぶ」

サポートセンターの方いわく、Windows10から新しく導入された「更新プログラムの提供方法を選ぶ」という設定が関係しているようです。

Windows8までのWindows Updateは、Microsoftから定期的に提供されるアップデートプログラムをダウンロードしてPCにインストールしますが、世界中から同時にMicrosoftにアクセスするため、アップデートプログラムのダウンロードに時間がかかってしまいます。

その状況を少しでも改善しようと導入されたのが「複数の場所から更新する」という設定です。

 

アップデートプログラムのダウンロードが完了している人のPCからダウンロードする仕組み

この複数の場所から更新するというのは、アップデートプログラムが Microsoft からではなく、不特定のインターネットに接続されたPCから入手されるような仕組みのようです。

Windows10の場合、最初から「更新プログラムの提供方法を選ぶ」 の「複数の場所から更新する」設定はオンになっています。

この「複数の場所から更新する」がオンになっていて「ローカルネットワーク上のPCとインターネット上のPC」が選択されていると、インターネットに接続しているあいだは常にインターネット上のWindows10ユーザーのアップデートプログラムと比較してプログラムをダウンロードすることになります。また、自分のPCへのダウンロードが完了したら、自分のPCも他の人からアクセスされるようなので、四六時中重たいデータのやり取りが行われて、ネット回線が飽和状態になり、サイトが表示されなくなったり、動画の読み込みに時間がかかるなどネットへの接続が不安定な状況に陥ってしまうようです。

これはあとから調べたのですが、他のPCがアクセスできる範囲はWindows Updateに限るようなので、その他のデータにアクセスされる心配はなさそうですが、あまり心地良いものではありませんよね。

 

スマートフォンやタブレットもネットに繋がりにくくなる

Windows10のPCが「複数の場所から更新する」設定のまま、Windows Updateが頻繁に行われると、スマートフォンやタブレットなどWi-Fiでネットに接続する端末もネットに繋がりにくくなってしまいます。
スマートフォンはWi-Fi接続ができないと自動的に4Gなどのモバイル通信に切り替わってしまうので、パケット通信量が増えて通信速度制限がかかってしまう事も…

ちなみに無線接続、有線接続の違いは関係ないようです。

 

「複数の場所から更新する」設定をオフにする

前置きが長くなってしまいましたが、快適なインターネットライフを取り戻すためにも「複数の場所から更新する」設定をオフにしたいと思います。

「スタートメニュー」→「設定」

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Windowsの設定画面から「更新とセキュリティ」を選択

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更新プログラムの設定から「詳細オプション」を選択

 

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詳細オプションで「更新プログラムの提供方法を選ぶ」を選択

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複数の場所から更新するを「オフ」
※複数のPCが無線LANで繋がっている場合はオンに設定し、「ローカルネットワーク上のPCのみ」に設定を変更します。

 

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設定が完了したら画面右上の「×」ボタンで設定画面を閉じます。

Windows10ノートPCやデスクトップPCが複数ある場合は、全てのPCに同じ設定をします。設定を変更してからスムーズにネットに接続できるようになりました。

※インターネットに接続できない原因は複数あります。必ず、症状が改善されるというわけではありませんので予めご了承下さい。

この記事を書いた人 : 福岡・大分 ホームページ制作のエディス

日高
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お客さまの『サービスや商品に対する想い』をホームページを通して具体化できるような制作を心がけています。他部署の会報誌などホームページ以外の制作にも携わっています。