プログラミングについて知ってみよう!
こんにちは、制作の野田です。
今回は私達の仕事にも関わっているプログラミングの話をしていきます。
まずプログラミングとは何か、です。
私達の身の回りのあるもので考えると分かりやすいのですが、
例えばテレビを付けたいときに、リモコンの電源ボタンを押すとします。
そうすると当たり前のようにテレビの電源が付きますが、
これはリモコン内部に組み込まれている
「もしリモコンの電源ボタンが押されたら、TVに電源を付ける命令信号を送る」
このプログラムが働いて動作しています。
あまり普段は意識することは少ないですが、
「スイッチを押したら電源が付く」使う側からしたら単純なことでも、内部では相当複雑なプログラムが組まれています。
そのようなプログラムの仕組みを作ることを、「プログラミング」といいます。
そしてその「プログラミング」をするにはプログラミング言語が必要になります。
プログラミング言語は、機械が読み取ることの出来る言語です。
機械に命令を出したい場合は、機械が理解できる形式で文章を書かないといけません。
例えばAさんに手を上げて欲しいときに、
「Aさん、手を上げて下さい」
人間だと瞬時に頭で判断して右手を挙げてくれます。
しかしロボットに手を上げて欲しい場合は、
—————————————————————————————————————————-
int hand_flag = 0; // 現在の手の状態を表す数字 0=手をおろしている 1=手をあげている
int meirei = 0; // 手を上げてという命令を受け取ったときに 1 になる。 おろす命令をしたときには2になる。
int time = 0; //時間を計算するための変数
while{
if(hand_flag == 0 && meirei == 1) // 手をあげていない状態かつ、命令を受け取った時
{
hand_flag = 1; // 手を上げる
}
if(hand_flag == 1 && ( meirei == 2 || time == 5 ) { // 手を上げている状態かつ、下ろす命令、もしくは5秒立った時に手を下ろす
hand_flag = 0; // 手を下ろす
time = 0; // 時間のカウントを0に戻す
meirei = 0; // 命令のフラグを初期化する
}
else if(hand_flag == 1 && time < 5){ // 手が上がっていて5秒以下のとき
time++; // 1秒加算する
}
else{
// 何も条件が当てはまらない時は待機する
}
loop
—————————————————————————————————————————-
このように手を上げてもらうだけでも大変面倒くさい文章を書かなくてはいけません。
(上記文章はイメージです。実際にはもっと色々設定しないと手を上げてくれません)
このように何かするたびにプログラムに置き換えて考えてみると、
頭の運動になったり新しいアイデアが湧いたりもするのでお勧めです。
人間も日本語、英語、中国語、フランス語などの言語があるように、プログラムにもそれぞれ言語があります。
一般的に有名なのはC言語や、JAVAですね。
この2つは言語のごく一部であり、用途によって分けられます。
プログラマーやシステムエンジニアなど専門的分野で働いていたり、
趣味でやっているとかではないとプログラミングに関わる機会は少ないと思いますし、
知らなくても人生困ることはないと思います。
しかしほとんどの物に使われているものですので知っておいて損はないかと思います。
どのような言語がどのような用途で使われるのか簡単に説明します。
C言語
比較的覚えやすく、学習用として初心者が最初に覚える言語として有名です。
C++
上記のC言語に「オブジェクト指向」という概念を追加したものになります。
アプリケーション開発に長けています。
C#
上記のC++をさらにグレードアップしたものになります。何でも+が4つで#になったみたいです。
現在のシステム開発ではこのC#かJAVAが主流です。言語難易度はかなり高めです。
JAVA
WEBシステムやサーバーにもよく言語です。
現状出回っているシステムの7割はJAVAで作られているという話です。
なので、覚えて一番得な言語はJAVAと言えるでしょう。
Anroidのアプリもこの言語で開発されています。
HTML(CSS)
これはHTML(ハイパーテキストマークアップランゲージ)といって上記のようなプログラミング言語とはまた種類が違います。
私達が一番良く使う言語でホームページを作るときに使います。
javascript
よく間違えますが上記のJAVAとjavascriptは全く別物です。
コードを書いてサーバーにアップするだけで動作するということが特徴です。
基本はHTMLと連動させて使います。覚えておくとホームページ制作で大活躍です。
PHP
WEBページ上で動くシステムによく使われます。
HTMLと連動させやすいので、こちらも覚えておくとホームページ制作で大活躍します。
Perl/CGI
こちらもWEBページ上で動くシステムに使われます。
テキストベースの言語で最近ではあまり見なくなってきました。
しかしまだ使われている所もあるので、覚えておくと便利です。
Ruby
上記のPerlにオブジェクト指向の概念を盛り込んだ言語になります。
開発者が日本人なので他の言語よりはとっつきやすい印象があります。
SQL
データベース言語です。システムを取り扱う際その動的データを格納する場所としてデータベースというものを使います。
そのデータベースを操作するための言語になります。
システム開発をするならば切っても切れない縁になると思います。
Objective-C
ios(iPhone)のアプリ開発に使用される言語です。
最先端を行きたいなら覚えておくと役立つ言語です。
という風に無限にありますが、大体メジャーなのはこのくらいだと思います。
(一体どれを覚えたらいいんだ…)
初めて言語を覚えるときに、まず最初の難関がこの言語の選択ですね。
言語の難易度の違いはありますが、
自分のやりたいことに一番合った言語から進めるといいと思います。
とりあえずプログラミングの基礎を覚えたいならC言語
業務に役立てていきたいならC#やJAVA
iphoneアプリ開発したいならObjective-C
ホームページを作りたいならHTML/CSS、javascript、PHP、CGI
など…
目標や目的がないと覚えるのはかなり厳しいです。
プログラミングは基本的には考え方は同じで書き方が違うだけなので、
1つ極めれば2つ目は習得難易度がかなり落ちます。
全部覚えているスーパーマンが世の中にはいると思いますが、
一般的には4言語くらいが限界かと思います。
常に新しい技術を勉強し続けないといけないので、1言語だけでも中々大変です。
1言語でもマスターすると大きな強みになるので、興味があるようなら頑張る価値はあるかと思います。
と、偉そうに書きましたが私もまだまだなので頑張ります…。
この記事を書いた人 : 福岡・大分 ホームページ制作のエディス
- お客様の理想のホームページを製作できるように、誠心誠意を尽くします!そして沢山のお喜びの声を聞けることが私の喜びです!よろしくお願い致します!
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