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色のユニバーサルデザイン・ユーザビリティを学びました

スキルアップ

色のユニバーサルデザイン

 

私事ですが、昨年5月の色彩検定2級合格に引き続き、色彩検定UC級に合格しました。

色彩検定については「「仕事しながら資格を取る自信がない」と思っていた私が、少しの工夫で資格取得した話」で紹介しています。

 

まずは、UC級についてご紹介します。

 

色が持つ役割と重要性

色には、かわいい、スポーティー、冷たい等の対象物のイメージや危険サイン、道路標識、案内版等のように情報を分かりやすく伝えるはたらきがあります。

ところが、その色がすべての人に同じように見えているわけではありません。

日本には、先天的もしくは病気や怪我によって特定の色の組み合わせが判別しにくい等の色覚特性を持つ方が、男性の20人に1人(AB型の人数と同じくらい)

女性の500人に1人、全体で300万人存在するそうです。

先天的な疾患や加齢などで色を識別しづらい方にとっては、同じ「赤色」でも見え方が異なるため情報が正しく伝わっていない可能性があるのです。

※色覚特性とは…色を識別する錐体細胞がうまく機能しない等の理由で色の識別が難しいこと。
一般的に赤緑色弱といわれているのは赤と緑の区別がつきにくい方が多いと言われています。

 

もう少し分かりやすく、下記に例をご紹介します。

 

下記の黒背景に赤文字は、様々な色が存在する環境内でも目立ちやすく、パッと目を引きます。

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ですが、赤色を識別できない色覚特性を持つ方には、下記のように見えていると言われています。

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鮮やかな赤色が黒っぽくくすんで見えるので、目立つどころか見えづらくなっています。

日常生活では、
・学校の緑色の黒板に書かれた赤いチョークの文字が読みづらい
・駅の路線図や改札の表示、電光掲示板が見づらい などがあります。

 

 

UC(色のユニバーサルデザイン)級とは?どんなことを学べるの?

色のユニバーサルデザイン級と呼ばれることもありますが、言葉通り”色覚の多様性に配慮した、多くの人が見やすい色使いを学ぶ”ことができます。

2018年の冬期から新設された検定のひとつです。

 

UC級では、そういった色覚特性を持つ方が、どんな色の組み合わせが識別しづらいのか?

加齢による見え方の変化やその解決方法を学びます。

 

先ほどの例も、立ち止まって見る分には、問題ないように感じられるかもしれませんが、人通りの多い交差点や駅のホームにこのような標識があったらどうでしょう…

万が一、見落としてしまったら、大きな事故に繋がるかもしれません。

 

そのような問題をデザインで解決するために必要なのが、色のユニバーサルデザインです。

色だけで解決できない場合は、背景にハッチング(模様)を施したり、文字の周りに白い縁をつけるなどの工夫をすることで文字が読みやすくなります。

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UC級では具体的な解決方法が学べるので、デザイナーに限らず、教育関係者にもおすすめです。

もしかしたら、明日の会議で使うプレゼン資料にも役立てられるかもしれません。

 

2020年のオリンピック・パラリンピックを目前に、多様性への理解が求められています。

デザインには、このようなユーザビリティへの配慮も今後より一層、求められるのではないかと思っています。

この記事を書いた人 : 福岡・大分 ホームページ制作のエディス

日高
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お客さまの『サービスや商品に対する想い』をホームページを通して具体化できるような制作を心がけています。他部署の会報誌などホームページ以外の制作にも携わっています。